ルイスポールセン ルイスポールセン ルイスポールセン PH 5 & PH 5ミニシリーズ

PH 5 ミニ

デザイナー、ポール・ヘニングセンの代表作、PH 5 シリーズ。
対数螺旋と呼ばれる数学的なカーブにより、"直接光と間接光の特性"と"影の重要性"を表現するために考え抜かれたデザインです。
1958年に、コペンハーゲンのデンマーク工芸博物館で開かれた展覧会「ガラス、光とカラー」展においてPH 5が初めて紹介されました。
PHの語源はこの器具をデザインした、北欧を代表する照明デザイナーであり建築家のポール・ヘニングセンの名前の頭文字を取っています。

PH 5 のシェードは直径50cm、PH 5 ミニのシェードは直径30cmあり、やや小ぶりなサイズです。
どこから見ても器具内にあるランプは見えないので、グレア(まぶしさ)がありません。
それは、対数螺旋と呼ばれる数学的なカーブにより、"直接光と間接光の特性"と"影の重要性"を表現するために考え抜かれています。

キッチンカウンターや広めのダイニングテーブルの上に取り付ける場合は、PH 5 ミニ 複数台を一列に設置するデザインも人気でおすすめです。

PH 5 ミニ ペンダントライト

DESIGNER|ポール・ヘニングセン / Poul Henningsen(1894-1967)
ポール・ヘニングセン

ポール・ヘニングセンは、1894年9月9日デンマークのオルドラップに生まれる。
1911年~14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、1914年~1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。
伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとした後、彼の興味は照明分野に移っていきました。
第二次大戦初期、コペンハーゲンのティヴォリ公園の主任アーキテクトも勤めました。
ドイツ軍占領時には、他の多くの芸術家たちと同様、スウェーデンに亡命し、亡命先のスウェーデンではすぐさまデンマーク人アーティスト・コミュニティーの中心的人物となりました。

非常に才能豊かで、建築デザイン、家具デザイン、ジャーナリストや作家など、活動は多岐にわたります。
ルイスポールセン社とのコラボレーションは1925年に始まり、1967年に亡くなるまで続きました。
照明デザインにおいては、非常に研究熱心だったそうで、生涯で100種類以上のランプを手掛けたそうです。

ポール・ヘニングセンは、デザインだけではなく、光の在り方を大切にしました。どんな光が人の居る空間を快適にするかを考え抜き、光空間を創造した照明デザイナーのパイオニアです。
影と光、グレア、光による色の再現、そしてそれら光の特性を人間の福利に結びつくように利用すること―― は、いまもルイスポールセン社が実践するライティング・セオリーの基礎となっています。

BRAND|ルイスポールセン / Louis Poulsen
ルイスポールセン

1874年創業、デンマーク生まれの照明器具メーカー「ルイスポールセン」
ルイスポールセンは、照明の礎を築いてきたパイオニア的ブランドで、長年にわたり、照明が発する光の在り方や機能美を追求してきました。
“Design to Shape Light”――― デザインのすべてのディテールが役割を持っており、すべてのデザインは光に始まり、光に終わります。単にランプをデザインすることではなく、光をかたちづくり人を幸せな気分にする雰囲気を作りだしてきたブランド哲学です。
光をかたちづくるという哲学のもと、ポール・ヘニングセンをはじめ、アーネ・ヤコブセン、ヴァーナー・パントン、佐藤オオキ、ルイーズ・キャンベルといった、才気あふれるアーキテクトやデザイナーと密接なパートナーシップを組み、デザインと機能美を備えた照明器具を数多くリリースしてきました。
ルイスポールセンの製品は、屋内そして屋外で人々が心地よいと感じる光を生み、どんなスタイルの空間とも調和を保ち、魅力的で優しい光を発します。